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第27回春史国際映画祭 脚本賞 第31回釜日映画賞 美術・技術賞 最優秀監督賞 第43回青龍映画賞 助演男優賞
韓国動員730万人を超える大ヒット!国の運命を変えた、海上決戦が幕を開ける!!
義に死ぬか、不義に生きるか│。
『ハンサン―龍の出現―』
2023年3月17日(金) シネマート新宿ほか全国順次ロードショー
パク・ヘイル 『別れる決心』 ピョン・ヨハン 『声/姿なき犯罪者』アン・ソンギ 『ディヴァイン・フューリー 使者』 オク・テギョン(2PM)  監督:キム・ハンミン 『バトル・オーシャン 海上決戦』
英字ビリング
2022年/韓国/韓国語、一部日本語吹替/130分/シネスコ/5.1ch/原題:한산 : 용의 출현/字幕翻訳:福留友子/配給:ツイン 2022年/韓国/韓国語、一部日本語吹替/130分/シネスコ/5.1ch/原題:한산 : 용의 출현/字幕翻訳:福留友子/配給:ツイン
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Trailers

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Introduction

戦国時代史上最大の海上決戦!

戦国時代の末期。日本統一を成し遂げた豊臣秀吉は、次の狙いを大陸の明(ミン)国に定め、侵攻の足がかりとして朝鮮半島に出兵した《文禄・慶長の役》である。『ハンサン ―龍の出現―』は、日本と朝鮮、両軍の大きな分岐点となった《閑山(ハンサン)島海戦》で相まみえた両軍の名将、イ・スンシン(李舜臣)と脇坂安治の壮絶な戦いを描いた一大バトルエンタテインメントだ。

イ・スンシンといえば韓国では知らぬ者のいない救国の英雄。朝鮮水軍の将軍として迫りくる日本の大軍から朝鮮を守り抜いたことで知られている。対する脇坂安治は、加藤清正らと「賤ヶ岳の七本槍」に名を連ねた武勇の持ち主。日本での知名度はさほど高くはないが、韓国ではイ・スンシンの最大のライバルとして勇名を馳せている人物だ。

お互いの実力を認める二人の武将が、ときに自軍内の政治的な駆け引きに足を引っ張られながらも、準備を重ね、ついに決戦のときを迎える。伝説として語り継がれる朝鮮の装甲艦「亀船」や、天守閣が船に乗ったような日本の旗艦「安宅船」など、当時の軍艦の姿が現代に蘇り、圧倒的なスケールで戦国時代の海上バトルが展開する。特に数では劣る朝鮮水軍が繰り出す“鶴翼の陣”と、それを突き破ろうとする日本水軍の“魚鱗の陣”がぶつかり合うクライマックスは未体験のカタルシスをもたらすだろう。

韓国の国民的英雄を演じるプレッシャーを背負い主演を務めたのは、パク・チャヌク監督最新作『別れる決心』で話題を呼び、本作のキム・ハンミン監督とは『神弓-KAMIYUMI-』でもダッグを組んでいるパク・ヘイル。対する脇坂安治には、テレビドラマ「ミスター・サンシャイン」でイ・ビョンホンの恋敵を演じ、日本映画『太陽は動かない』では藤原竜也と竹内涼真と共演したピョン・ヨハン。冷静沈着なイ・スンシンと、猛々しく軍を鼓舞する脇坂。静と動を体現する2人のカリスマ対決も見逃せない。

さらに韓国の名優アン・ソンギ、日韓で絶大な人気を誇るアイドルグループ2PMのメンバーとしても活躍するオク・テギョンら新旧の実力派キャストが結集し、日韓両陣営に分かれて熾烈な戦いを繰り広げる。監督のキム・ハンミンは、同じくイ・スンシンを主人公に慶長の役の《鳴梁海戦》を描いた『バトル・オーシャン 海上決戦』で韓国映画の歴代観客動員記録を叩き出しており、『ハンサン ―龍の出現―』も韓国で730万人を動員する大ヒットを記録。まさに規格外の歴史スペクタクル巨編がついに日本上陸する!

Story

1592年4月。明国の征服を狙う豊臣秀吉の号令のもと、朝鮮に押し寄せた日本軍は破竹の勢いで進撃。わずか20日で首都・漢陽(カンヨウ/現在のソウル)を陥落させ、朝鮮の王・宣祖(ソンジョ)は都を脱出。漢陽を奪還するべく朝鮮勤王軍5万人が光教山(カンギョサン)に集結するが、日本の武将、脇坂安治(ピョン・ヨハン)はわずか2千人の手勢で奇襲をしかけて勤王軍を壊滅させた。

朝鮮軍の敗退が続く中、全羅左道(チョルラチャド)水軍の将軍 イ・スンシン(パク・ヘイル)は孤軍奮闘し、何度も海戦を仕掛けて日本水軍の戦力を削ることに成功。特に「亀船」と呼ばれる特殊な戦艦は、卓越した攻撃能力と防御力で日本兵にとって畏怖の対象となっていた。

慶尚右道(キョンサンウド)水軍を率いるウォン・ギュン(ソン・ヒョンジュ)も合流するが、防戦を主張してイ・スンシンの一派と対立。軍議が紛糾する中、イ・スンシンは攻めるとも守るとも明言せず、状況を見据えながら交戦の準備を進めていた。

日本軍が本陣を置く釜山浦(プサンポ)では、脇坂安治が水軍の将となり、イ・スンシンの本陣である左水営を叩こうとしていた。脇坂は確実にイ・スンシンを仕留めるため、朝鮮語を解する脇坂左兵衛を間者として敵陣に送り込む。さらに第六軍の小早川隆景に対して、自分が朝鮮で得る報奨と引き換えに陸から左水営を攻めるように依頼。承諾した小早川は挟撃作戦のための進軍を始める。

朝鮮軍の捕虜となった日本軍の武将・俊沙(ジュンサ/キム・ソンギュ)は、小早川の不審な動きについて尋問されるが、声を振り絞リイン・スンシンと朝鮮軍を愚弄する。イ・スンシンは俊沙の芝居がかった様子に裏の意図を嗅ぎ取り、密かに対面して問いただす。俊沙は命惜しさで家臣を盾にした主君に絶望し、部下を守るために身を挺して戦ったイ・スンシンの将器に感銘を覚えていた。俊沙は「義のために戦う」と語るイ・スンシンに仕えることを誓う。

イ・スンシンは日本水軍をおびき寄せて一気に叩くべく「鶴翼の陣」を敷くことにする。演習を重ねるが、高い操船技術が必要な「鶴翼の陣」は容易ではなく、海域に慣れないウォン・ギュンとの不協和音も続いていた。さらに亀船の図面が左兵衛に盗まれ、亀船を戦力から外す苦渋の決断をする。

俊沙は釜山の日本軍本陣に戻り、脇坂軍を撹乱するために偽情報を報告する。図面から亀船の弱点に気づいた脇坂は、イ・スンシンからの先制攻撃はないと判断。日本から到着したばかりの加藤嘉明と九鬼嘉隆から軍艦を奪い取り、140隻の大船団で闇夜にまぎれて出陣する。

同じ頃、脇坂との決戦を決意したイ・スンシンの朝鮮水軍も左水営を出発していた。閑山島の沖に「鶴翼の陣」を張り、潮の流れが激しい見之梁(キョンネリャン)まで脇坂軍をおびき出そうというのだ。海域を熟知した老将オ・ヨンダム(アン・ソンギ)の機転で、ついに両水軍は対峙する。数で勝る日本軍を撃破するため、味方にすらも秘めていたイ・スンシンの奇策とは?

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Cast & Staff

“海の上に城を築くのだ”  朝鮮の名将 イ・スンシン

確固たる信念と、いかなる状況下でも動揺しない賢明な精神を持った朝鮮最高の将軍。朝鮮の海を守る全羅左水使(チョルラチャスサ)。破竹の勢いで進軍する日本軍と守勢に立つ朝鮮。その危機的な状況下、すべてを賭けた必死の戦術を実行するため閑山島沖に向かう。


パク·ヘイル

1977年1月26日生まれ。

『王の願い ハングルの始まり』『天命の城』『神弓-KAMIYUMI-』など豊富な経験に裏打ちされた演技力で観客を魅了してきたパク・ヘイルは、カンヌ国際映画祭でパク・チャヌクが監督賞を受賞した『別れる決心』で主演を務め、卓越した表現力で改めて演技の実力を証明した。『ハンサン ―龍の出現―』では守勢に置かれた朝鮮の海を守る将軍イ・スンシンに扮し、賢明なリーダーを演じる。慎重ながらも大胆なカリスマ性を持つ若きイ・スンシン将軍の覇気ある姿を完璧に表現したパク·ヘイルは、力強いリーダーシップを発揮する英雄の姿を体現する。

FILMOGRAPHY
映画:
『別れる決心』(2022)『王の願い ハングルの始まり』(2019)『群山:鵞鳥を咏う』(2018)『天命の城』(2017)『ラスト・プリンセス-大韓帝国最後の皇女-』(2016)『提報者~ES細胞捏造事件~』(2014)『慶州(キョンジュ)ヒョンとユニ』(2014)『ブーメランファミリー』(2013)『ウンギョ青い蜜』(2012)『神弓-KAMIYUMI-』(2011)『ハートビート』(2011)『黒く濁る村』(2010)他
“それが、彼奴に対する必勝の策よ” 日本の将軍 脇坂安治

陸海どちらの戦闘においても優れた能力を持つ日本軍の最高司令官、脇坂安治。勝つためには手段を選ばないという大胆さや冷酷さの持ち主。また実戦で培った卓越した戦略眼のある脇坂は、皆が恐れるイ・スンシンとの戦いにおいても動揺することなく、亀船の弱点を冷静に、そして徹底的に調査し朝鮮軍を危機に追い込む。


ピョン・ヨハン

1986年4月29日生まれ。

2011年に短編『土曜勤務』で映画デビュー。数々のインディペンデント映画で実績を重ね、『監視者たち』『野良犬たち』で注目を集める。その後、ドラマ初出演となった「未生~ミセン~」がヒットし大ブレイクを果たす。「六龍が飛ぶ」「ミスター・サンシャイン」などのヒットドラマに出演し人気を確実なものとする。『太陽は動かない』で日本映画に初出演し、『茲山魚譜 チャサンオボ』ではモノクロの時代劇に挑戦するなど幅広く活躍している。今回の作品で日本軍の将軍、脇坂安治役を演じ、自信のフィルモグラフィ史上最も難しい役に挑戦した。どの作品においても安定感ある演技を見せている彼が、これまでにない圧倒的な存在感を見せている。

FILMOGRAPHY
映画:
『声/姿なき犯罪者』(2021)『茲山魚譜 チャサンオボ』(2021)『太陽は動かない』(2021)『エンドレス 繰り返される悪夢』(2017)『あなた,そこにいてくれますか』(2016)『探偵ホン・ギルドン』(2016)『野良犬たち』(2014)『監視者たち』(2013)他
ドラマ:
「ミスター・サンシャイン」(2018)「六龍が飛ぶ」(2015)「未生~ミセン~」(2015)他
“水先案内人にお任せを” 朝鮮最高の航路専門家 オ・ヨンダム

朝鮮南海の海路を監督する水先案内人。海路に精通し海流を読むことに長けた老練な将軍で、忠実で思慮深い人物だ。イ・スンシン将軍のそばで、大きな決断をする将軍を支える。


アン・ソンギ

1952年1月1日生まれ。

1957年に子役としてデビュー。以降、様々なジャンルの作品に160本以上出演し、長きにわたり観客に親しまれてきたアン·ソンギ。まさに韓国映画史に名を残す名優であり国民的大スターだ。本作でも “語らずして守る良き指南役”であるオ・ヨンダムを演じ、重厚な存在感を放つ。

FILMOGRAPHY
映画:
『ディヴァイン・フューリー/使者』(2019)『殺戮にいたる山岳』(2016)『フィルム時代の愛』(2015)『ラスト・ナイツ』(2015)『神の一手』(2014)『ザ・タワー 超高層ビル火災』(2012)『ペースメーカー』(2012)『折れた矢』(2012)『第7鉱区』(2011)『不器用なふたりの恋』(2010)『神機箭』(2008)『最高のパートナー』(2008)『光州5・18』(2007)『墨攻』(2007)『韓半島 -HANBANDO-』(2006)『デュエリスト』(2005)『ARAHAN アラハン』(2004)『シルミド/SILMIDO』(2003)『ピアノを弾く大統領』(2002)『醉画仙(すいがせん)』(2002)『黒水仙』(2001)『MUSA -武士-』(2001)他
 “先に攻めうつ?気は確かか!” 防御の戦略家 ウォン・ギュン

朝鮮の命運を握るのは「防御」であると信じる朝鮮の慶尚右水使(キョンサンウスサ)。守勢に回った朝鮮の危機的な状況において、「防御」こそ最重要の戦略と考えるウォン・ギュンは、攻勢に転じようとするイ・スンシンと対立する。


ソン・ヒョンジュ

1965年6月24日生まれ。

数多くの作品で奥深く、かつ重厚感のある演技を披露してきた自他共に認める演技職人ソン·ヒョンジュ。 ドラマ「梨泰院クラス」ではパク・ソジュン演じる主人公の誠実な父親役で深い印象を残している。本作では朝鮮水軍のもう一人の戦略家ウォン・ギュン役で登場。 イ・スンシン将軍と意見を対立させる緊迫感溢れるシーンを演じている。俳優ソン・ヒョンジュは、これまでにない新たな姿で作品に重みを与えるだろう。

FILMOGRAPHY
映画:
『王と道化師たち』(2019)『ありふれた悪事』(2017)『リバイバル 妻は二度殺される』(2015)『悪のクロニクル』(2015)『かくれんぼ』(2013)『シークレット・ミッション』(2013)『ザ・ゲーム』(2008)他
ドラマ:
「模範刑事」(2020)「梨泰院クラス」(2020)「ジャスティス」(2019)「クリミナル・マインド:KOREA」(2018)「スリーデイズ~愛と正義~」(2014)「黄金の帝国」(2013)他
“この戦は何のためですか?”  降倭  俊沙 (ジュンサ)

イ・スンシン将軍の信念に感銘を受け、己の運命を変えようと降倭(朝鮮軍に投降し、共に戦う日本兵)となった兵士。正体を隠し、命を賭して日本軍の重要な情報と作戦を手に入れ、イ・スンシン将軍に伝えようとする。


キム・ソンギュ

1986年1月6日生まれ。

2014年に『技術者たち』で映画デビュー。その後『トンネル 闇に鎖(とざ)された男』を経て、『犯罪都市』の悪役を演じ強いインパクトを残した。その後『悪人伝』や「キングダム」シリーズなど韓国を代表するヒット作に出演し続ける俳優キム・ソンギュ。幅広い演技で多様なキャラクターを演じ分ける彼は多くの観客に愛されている。そんなキム・ソンギュは本作で降倭の俊沙を演じ、今までにない役柄を見事に表現している。熱いまなざしと誠実さを併せ持つ俊沙が、自身の信念のために全力で闘う姿は観客に深い感動を与える。

FILMOGRAPHY
映画:
『悪人伝』(2019)『探偵なふたり:リターンズ』(2018)『犯罪都市』(2017)『トンネル 闇に鎖(とざ)された男』(2016)『技術者たち』(2014)他
ドラマ:
「ある日〜真実のベール」(2021)「半分の半分 ~声で繋がる愛~」(2020)「キングダム シーズン2」(2020)「キングダム」(2019)他
“お主、
              ともに戦うつもりはあるのか?” 脇坂と共闘する  加藤嘉明

戦闘において妥協のない性格の持ち主。何かにつけて意見が対立する脇坂を快く思っていない。


キム・ソンギュン

1980年7月5日生まれ。

「奈落のマイホーム」「D.P. -脱走兵追跡官-」など多彩なジャンルと役どころで全力の演技を見せ、安定感のある俳優と定評のあるキム・ソンギュン。脇坂と対立する日本の将軍、加藤嘉明を演じる彼は、これまで見せたことのない冷徹な魅力を見せ、それが本作の見どころにもなっている。常に役どころに合った存在感を見事に醸し出すキム・ソンギュンは、本作でもその実力を遺憾なく発揮している。

FILMOGRAPHY
映画:
『奈落のマイホーム』(2021)『鬼手』(2019)『風水師 王の運命を決めた男』(2018)『ゴールデンスランバー』(2018)『監獄の首領』(2017)『探偵ホン・ギルドン ~消えた村~』(2016)『鬼はさまよう』(2015)『いつか家族に』(2015)『群盗』(2014)『サスペクト 哀しき容疑者』(2013)『ファイ 悪魔に育てられた少年』(2013)『シークレット・ミッション』(2013)他
ドラマ:
「グリッド」(2022)「D.P. -脱走兵追跡官-」(2021)「熱血司祭」(2019)「君を愛するその日まで~アンタッチャブル~」(2017-2018)「麗~花萌ゆる8人の皇子たち~」(2016)「応答せよ1988」(2015)「応答せよ 1994」(2013)他
 “先に攻めうつ?気は確かか!” 朝鮮軍の間者  チョン・ボルム

日本軍に潜入し脇坂の近くで活動する間者。若いながらも忠義に厚く、命を賭して敵の動向を探る。


キム・ヒャンギ

2008年8月9日生まれ。

生後29ヶ月で芸能界デビューを飾る。6歳にして200倍の競争率を勝ち抜いた初出演映画『マウミ・・・』では、監督の指示の通りに瞬時に涙を流すことができ、“演技神童”と称された。その後もドラマ「女王の教室」や映画『優しい嘘』などで多くの賞を獲得。『神と共に』シリーズでも青龍映画賞助演女優賞、釜日映画賞男女人気賞を受賞。先輩俳優から「キム先生」と呼ばれるほど高い集中力でキャラクターになりきる。本作では敵陣に潜入した間者チョン・ボルムを演じ、常に緊張感漂うミステリアスな演技を披露している。

FILMOGRAPHY
映画:
『無垢なる証人』(2019)『優しき罪人』(2018)『神と共に 第一章:罪と罰』(2018)『神と共に 第二章:因と縁』(2017)「雪道」(2017)「特別捜査 ある死刑囚の慟哭」(2016)「優しい嘘」(2014)「私のオオカミ少年」(2012)「風と共に去りぬ!?」(2012)他
ドラマ:
「十八の瞬間」(2019)「初恋デザート」(2018)「僕たちの復讐ノート」(2017)「女王の教室」(2013)「ヒーロー」(2009)他
“脇坂は満を持して出陣するはず” 朝鮮軍の間者  イム・ジュニョン

危険を冒して日本軍に侵入し、敵の作戦を探る朝鮮の間者。


オク・テギョン

1988年12月27日生まれ。

2008年に2PMのメンバーとしてデビュー。演技から歌まで幅広い才能を誇るオク·テギョンは「シンデレラのお姉さん」でドラマデビューを果たす。その後、映画でも活躍し演技の実力を証明してきた。韓国映画界の期待の星であるオク·テギョンはイム·ジュニョン役でこれまでにない演技を見せてくれる。

FILMOGRAPHY
映画:
『時間回廊の殺人』(2017)『結婚前夜 ~マリッジブルー~』(2013)
ドラマ:
「御史とジョイ」(2021)「ヴィンチェンツォ」(2021)「ザ・ゲーム:0時に向かって」(2020)「君を守りたい~SAVE ME~」(2017)「キスして幽霊!~Bring it on, Ghost~」(2016)「君のそばに~Touching You~」(2016)「ラスト・チャンス!~愛と勝利のアッセンブリー」(2015)「本当に良い時代」(2014)「恋するジェネレーション」(2013)「シンデレラのお姉さん」(2010)他
“守りでも攻めでもない、どうするおつもりですか” 朝鮮の将軍  イ・オッキ

イ・スンシンに忠実に従う全羅右水使。守勢に立った朝鮮の現実を冷静に見つめながらイ・スンシンを助け、その戦術を具現化する上で重要な補佐役を果たす。


コンミョン

1994年5月26日生まれ。

ドラマ「放課後サプライズ」でデビュー。その後「ハベクの新婦」など多くのドラマで人気を獲得し、大ヒット映画『エクストリーム·ジョブ』では新米刑事を熱演し話題を呼ぶ。ドラマ、映画にジャンルを問わず出演し多彩なキャラクターを演じ存在感を示している。本作ではイ·スンシンの補佐役イ·オッキ役でパク·ヘイルと共演する。朝鮮軍の若き将軍という役柄を通して、これまでにない重厚感ある演技で観客に深い印象を与える。

FILMOGRAPHY
映画:
『色男ホ・セク』(2019)『エクストリーム・ジョブ』(2019)『これが私たちの終わりだ』(2014)『私の少女』(2014)他
ドラマ:
「ホン・チョンギ」(2021)「恋愛体質~30歳になれば大丈夫~」(2019)「リピート・ラブ ~あなたの運命変えます!~」(2018)「ピョン・ヒョクの恋」(2017)「LOVE ON THE BRAIN L&R~心のままロマンス~」(2017)「ハベクの新婦」(2017)他

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監督 キム・ハンミン

1969年9月26日生まれ。

パク・ヘイル主演『極楽島殺人事件』で長編デビューを果たす。再びパク・ヘイルと組み『神弓―KAMIYUMI―』を監督。清国が朝鮮半島に侵攻した丙子の乱を舞台に、凄腕の射手を描いた時代劇アクションは韓国で大ヒットとなり、数々の賞にも輝いた。そして、自らが長い間、映画化を切望していたイ・スンシン三部作プロジェクトを実現するため、スタッフたちとともに全身全霊を傾け『バトル・オーシャン 海上決戦』を完成させる。『バトル・オーシャン~』は韓国で1700万人以上を動員し歴史的大ヒットとなった。その5年前を描いたのが、イ・スンシン第二部作目となる『ハンサン ―龍の出現―』である。本作で監督は、活字として残っている歴史の中で朝鮮の運命を導いたと描写されているイ・スンシン将軍の姿を生き生きと見事に蘇らせている。

FiILMOGRAPHY
映画:
『バトル・オーシャン 海上決戦』(2014)『神弓-KAMIYUMI-』(2011)『The Phone』(2009)『極楽島殺人事件』(2007)他
受賞歴:
2014 青龍映画賞/監督賞
2014 大鐘賞映画祭/最優秀作品賞/企画賞
2011 大韓民国国会大賞/映画部門
2007 青龍映画賞/新人監督賞/脚本賞
2007 韓国芸術評論家協議会/注目の芸術家賞
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Production Note

韓国救国の名将軍、イ・スンシンはいかにして戦ったのか?

『ハンサン -龍の出現-』は壬辰倭乱(日本では文禄・慶長の役)で出現した英雄、イ・スンシンの戦争初期の姿に興味を抱いたキム・ハンミン監督の好奇心からスタートしている。キム・ハンミン監督は2014年公開の『バトル・オーシャン 海上決戦』を撮影した当時から、イ・スンシンという人物の大叙事詩を描くプロジェクトを進めていた。

イ・スンシン三部作プロジェクトを構想したキム・ハンミン監督は「閑山海戦では「智将」、鳴梁(ミョンリャン)海戦では「勇将」、鷺梁(ノリャン)海戦では「玄将」としてのイ・スンシンを描きたかった」と語っている。『バトル・オーシャン 海上決戦』を観た観客が韓国史を代表する英雄の煩悶や苦悩を共に感じたとすれば、『ハンサン -龍の出現-』を観た観客は、50歳を目前にした頃のイ・スンシンの格別な面影と真のリーダーとしての資質を感じることができるはずだ。

「壬辰倭乱初期の将軍としてのイ・スンシンは、どのような人物であったのか、非常に悩んだ」と監督は明かす。俳優のパク・ヘイルをキャスティングしたのは、眼差しの中に賢明さを見出したからだという。同時代の宰相、柳成龍(ユ・ソンニョン)が著した「懲毖錄(ちょうひろく)」に「英明な目つきが、まるで学者のようであった」と書かれており、そのイメージがパク・ヘイルを想起させたのだ。

守勢に追い込まれた朝鮮を救った歴史的海戦の再現

本作では、伝説的に語られてきた戦術「鶴翼の陣」と「亀船」を、スクリーンを通じて臨場感あふれる映像で目撃することができる。イ・スンシン三部作の前作『バトル・オーシャン 海上決戦』が描いていた鳴梁海戦は、イ・スンシン将軍の代表的な戦闘の中で「亀船」なしで出戦して大きな勝利を収めた戦だった。一方で閑山海戦を描くとなると亀船の活躍は欠かせない。制作陣は鶴翼の陣の演出と亀船のデザイン作業に注力した。

イ・スンシンが書いた「乱中日記」には、閑山海戦が勃発した時の記録が残っていない。歴史的資料が不足している中で、製作陣はさまざまな史料と映画的想像力を最大限に組み合わせることに心血を注いだ。特に亀船については「壬辰倭乱初期の戦闘で、最も実用的かつ実効性のある形はどんなものなのか?」を徹底的に検討し、本作だけの亀船がデザインされている。

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英雄イ・スンシンら歴史上の人物を具現化したキャスティングの妙

まず、40代後半のイ・スンシンを演じたパク・ヘイルは、出演依頼を受けた時点から激しいプレッシャーを感じたという。最初は断るつもりで読み始めたシナリオだったが、ページをめくるたびに惹き込まれ、読み終える時には出演を決めていた。キム・ハンミン監督とはすでに大ヒット作『極楽島殺人事件』と『神弓-KAMIYUMI-』でコラボしており、信頼関係が築かれていたことも決め手のひとつになった。

日本軍の将軍、脇坂安治を演じたピョン・ヨハンは、自らのキャリア史上最も強烈な役柄に挑戦することになった。『バトル・オーシャン 海上決戦』ではチョ・ジヌンが脇坂安治を演じていたが、ピョン・ヨハンはさらに覇気に満ち満ちた新しい脇坂像を生み出している。

朝鮮南海の水路に通じたオ・ヨンダム役は韓国が誇る名優アン・ソンギが演じた。アン・ソンギ扮するオ・ヨンダムはイ・スンシン三部作プロジェクトの三作目にも登場する重要キャラ。防御的な戦略家ウォン・ギュン役にはベテラン俳優のソン·ヒョンジュを起用。『奈落のマイホーム』『D.P.-脱走兵追跡官-』などで人気のキム・ソンギュンは、脇坂と対立する加藤嘉明を演じ、脇坂と対立シーンでは日本軍営に流れる緊張感を観客に伝えている。

前代未聞!水を使わない撮影を実現させたVFXチーム

本作は『バトル・オーシャン 海上決戦』を作り出したオリジナルスタッフと、新たに選抜されたスタッフが一丸となり完成させた作品だ。『バトル・オーシャン 海上決戦』での経験をもとに、水上に船を浮かべずに撮影するという大胆な決定がなされた。実物大の板屋船を2~3隻設置できる超大型規模の室内セットを江陵スピードスケート競技場に、また麗水に野外撮影用セットを作って撮影。船団を取り囲む大海原はVFXで合成されたものだ。

これまでにない撮影方法が採用されたため、あらかじめ必要な諸事項や撮影の過程を洗い出すために一役買ったのが最先端アニメーション技術を使った「フリービジュアル」だった。複雑な場面も事前にアニメーションでシミュレートされ、俳優たちはアニメーションで描かれた演技を見ながら実際の動線やキャラクターの感情を確認することができて、リハーサル時間を削減することも可能になった。

VFXスーパーバイザーのチョン・チョルミン氏は「すでにマーベル映画などを通じて韓国の観客たちの目が肥えているため、最初は本当に怖かった」と話す。「しかし海での撮影に制限されることから解放され、思う存分視覚効果を具現化していくうちに、“海で撮影しない初めての海戦映画を作ろう!”という目標が徐々に明確になっていきました」と、先進的な試みについての意気込みと覚悟を語っている。

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